カテゴリー
entrepreneur language English

テレワーク(1)

日本でもテレワークという言葉がよく取り上げられるようになった。

1990年代ほぼ10年間アメリカ西海岸に住んでいたが、その時にtelecommuting(テレ子ミューティング、telecommuteを-ingをつけて名詞化)という言葉に出会った。その時、テレワーク(telework)という言葉は聞いたことがなかった。だから、最初にテレワークという言葉を聞いた時、また、新しい和製英語かな、と思った。そうではなかった。米国人がTeleworkというのを聞いたことはないが、その言葉は正しい英語として存在する。

テレコミューティングというのは、たぶん電話で通勤するという意味であったと思うので、当初は通勤時間を削減するということを重視していたのだと思う。

日本では普及するのに時間がかかっているということなのだが、やはり、日本人というのは顔を合わせて仕事することを重視する国民であり、見えないところで仕事をやっているかどうかも分からないのに給与を払う、もらう、ということは、テレワークする社員と、会社の事務所・オフィスに来る社員との間で、不公平になるのではないか、とか、どうやって監視するのか、といったあたりでなかなか前に進まないのだろう。

テレワークの特徴は4つ。

(1) 仕事の場所が自由。ただし、実際に他の人に会う場合には、その場所に移動できる時間を確保できるようにしておく必要がある。

(2) 仕事の時間が自由。ただし、仕事の相手もしく顧客に合わせて、スケジュールを事前に調整しておく必要がある。

(3) ICTs (information and communication technologies)と総称される技術が使える環境にあること。コンピュータ(ノートPCやタブレットなど)、ブロードバンドなど高速なネットワークからインターネットに接続できる、場合によっては安全に社内のネットワークに接続できるようにする方法、スマートフォンや、Web会議を行うためのアプリSkypeやZoomなど、チャットなどを話す議題に応じてチャンネルごとに整理できるアプリSlackなど、が必要になる。

(4) 雇用形態が自由。たとえば、正社員、契約社員、嘱託社員、委託契約、など。雇用されていなくても、事業主、自分で会社設立など、さまざまな方法がある。一人で起業するにも、このテレワークを利用することで、簡単にスタートできる。

このような特徴があると、どのような利点があるのかを次回説明する。

コメントを残す