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起業するということ(3)



今まで勤務してきたところでは、若い頃は監査法人や経営コンサルティング、35歳過ぎてからはさまざまな多国籍企業の日本法人CFOなどを務めてきた。たとえ、外資系企業の日本法人における責任者に過ぎなくとも、やはり日本で判断し、意思決定しなければならないことが多々あった。

そういうお堅いことをしてきたので、起業に必要と思われる斬新な発想をするには自分は程遠い存在なのかと思うこともあった。

しかし、子どもの頃は当然さまざまなことを夢見てきた訳で、もしかしたら斬新な発想もできていたのかもしれない。

そう思い直し、なるべく過去の経験にとらわれず、新しい事、新しい技術に目を向けて、多くの人々に耳を傾けて、自分の頭で考える。そうすると、別に斬新である必要はない、人々の生活の役に立てば、ビジネスになると思えるようになった。