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英語を使う(6)

長い文章を聴いて理解したり、話したりするのは難しいので、3語や5語ぐらいの単語から構成される短い文を一つの塊でまとめて覚えるのがよい。

例えば、I love it. 文字通りには、「私は、愛している、それを」と訳せるが、独特の意味合いがある。「本当にそれ好きだ」という意味。この文は、会話の中で実によく使われる。強い相槌を打つ感じ。普段から自分が好きな事や物を、話している相手がやっているとか、やろうと言う時に、使える。こういう使い勝手のよいフレーズは覚えてすぐ使うといい。会話の繋ぎになる。

What do you mean? 文字通りには「何を、疑問のする、あなたは、意味する」と訳せるが、縮めれば「どういう意味」。相手の気分を害するかもしれないので日本人だという時に気を使うが、英語の世界では割と気楽に使う。英米圏では、相手の意味することが完全に理解できない状態で曖昧に気を遣って分かっているように進めると失礼というか、信頼を失う。だから、日本人としては勇気をもって、相手の意味することが分からない時は、堂々とこのフレーズを使うべきだ。相手は一所懸命言い方を変えて、こちらが理解するまで説明してくれるだろう。英米圏の文化は、くどいぐらい相手に説明することで理解させることが大切だと考える文化だと言える。あくまでも日本の文化との相対的な比較であるが。

Let me help you. 文字通りには「使役のさせてくれ、私に、助ける、あなたを」と訳せるわけだが、「あなたを手伝いましょう」という意味だ。この文は、構文として、特徴的に英語的。まず動詞のLetから始まる。これで実は相手に命令しているわけだが、私に何かさせるように、あなたに命令するということなので、婉曲的な言い方になる。これは実は丁寧であり、親切な物の言い方になる。このletを使った文はたくさん覚えるのがよい。とても役に立つ。“Let me weblio”と検索にタイプして調べてみよう。すると、

Let me see. 「使役のさせて、私に、見る」。見させて。

Let me know.「使役のさせて、私に、知る」知らせて。

それ以外にも、Let me in. Let me go. Let it go. Let him go. などなど。

これらは、日常会話において頻出フレーズで、会話をスムーズに繋げるのにとても役に立つ。

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