私の場合、大学卒業後、アメリカで公認会計士になりたいという目的があった。
しかし、英語という教科の成績が特に良かった訳でもなく、ましてや、英語を聴いて理解したり、英語を話して自分の伝えたいことを相手に理解してもらうには程遠い状況だった。
大学卒業語、アメリカに留学して、現地の英語語学学校、現地の短期大学を経て、最終的には経営大学院を修了するまで約2年9ヶ月ほどの間、毎日英語漬けで、ようやく英語をある一定のレベルで使えるようになった。
しかし、私の経験を、いま日本に住む日本語を母語とする方々に語っても意味はない。環境が違う。その環境が違うところでどうすれば、英語が「使える」ようになるか、私がお勧めする手法を説明したい。
簡単に言うと、教科書、参考書、テキスト、ペンや鉛筆は必要ない。赤ん坊がゼロから学ぶのに近い手法で、大人として修得する。必要なのは、スマホとイヤホン、そしてシャドーイングと言って、聴いた音を自分ですぐ発音することである。
赤ん坊は教科書どころか、何も読めないし書けない。耳は音を聴くことができて、眼が徐々に見えるようになれば人の表情や周りの物が見える。それを応用する。