私は1989年から1998年までのほぼ10年間をアメリカ合衆国西海岸で過ごし、最後の3年間ほどは、自宅を所有していた。
その自宅はカリフォルニア州の北側にあるサンノゼ市の南、ギルロイ市にあった。

既に1998年に売却。写真はつい最近のもの。
1995年頃、シリコンバレーと呼ばれるサンノゼ市周辺の住宅の価格は全米の中でも、ひときわ高価で、まだ30歳ぐらいであった私には手の届かない価格だった。
また、結婚したあと綺麗な新築のアパートに住んでいたのだが、家賃が半年ごとに数パーセント上がるような状況だった。
思いきって自宅を210000米ドルで買ってローンを払って3年ほど住んだが、日本帰国に伴い280000米ドルで売却した。
その差額は、払った家賃以上にお釣りがくるものであり、現在日本で所有している自宅を購入する際には頭金の一部になった。
米国における不動産投資がすべて上手くいく保証は何もないが、適切な物件を適切な価格で買うならば、まだまだ人口も増えている国で法律や制度によって不動産所有者の権利がきちんと保護されているので、日本の不動産に投資するのと遜色ないほど安全な投資と言える。
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