カテゴリー
blockchain

ブロックチェーン(16)

ビットコインは、ブロックチェーンの技術を使っている。

ビットコインのシステムは、Peer to Peer型のコンピューターネットワークにより運営される。ビットコインが取引されるというのは、そのビットコインの所有権が、ある人から他の人に移ることだが、それをトランザクション(ビットコインの所有権移転: 取引)と呼ぶ。Peer to Peerで行うので、銀行間で現金を送金するようなことではなく、仲介者なしでユーザ間で直接に所有権移転が行われる。

このようなトランザクションはネットワークに参加しているノードによって検証され、ブロックチェーンと呼ばれる公開分散元帳に記録されていく。

ビットコインは、現在最も普及している暗号資産だが、世界最初の暗号資産というわけではなく、分散化されたネットワークで取引されはじめた暗号資産である。

ビットコインは、トランザクション処理作業に対する報酬という形で新規に発行される。 ネットワークに参加しているノード達が計算能力を提供することでトランザクションは検証され、公開分散元帳に記録される。

このトランザクションの検証と記録作業は、マイニングと呼ばれる。あたかも、金鉱で、金を採掘するイメージに似ているから、マイニングと呼ぶ。採掘者のことをマイナー(Miner)というが、マイナーはトランザクションの検証と記録作業の対価として、トランザクション手数料と新規発行ビットコインを報酬として受け取ることになっている。

コメントを残す