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ブロックチェーン(13)

分散型タイムスタンプとは何か。

まず、タイムスタンプとは時刻を記録すること。何が先に起きて、何が後に起きたのかを記録することは、ブロックチェーンにおいて、どのブロックが先に作られ、どのブロックが後に作られたかを判別するために必要。

もちろん、その記録されるタイムスタンプが信頼できるものでなければならない。そこで、分散型。信頼できる第三者機関として、時刻認証局という組織が存在する。

ここでも暗号化と復号がかかわってくる。以下は、おさらい。

以前、公開鍵暗号について述べたが、そのような仕組み、基盤のことをPKIとよぶ。Public Key Infrastructureの略である。公開鍵と秘密鍵の組み合わせによって暗号化と復号化を行う。公開鍵と秘密鍵はセットで同時につくられるが、公開鍵のみが誰でも手にできるものであり、秘密鍵は誰にも渡されず作った本人のみがもつ鍵である。暗号の受信者と送信者がいる場合、受信者が秘密鍵をもっていて、送信者に公開鍵を使うケースと、送信者が秘密鍵をもっていて受信者が公開鍵を使うケースがある。用途によって、どちらのケースになるかが決まる。

この PKI をつかって、タイムスタンプするプロトコール(作法)は、”Time Stamping Authority”(TSA)と呼ばれる認証局がクライアントから送信されるデータのハッシュを元に、元データのハッシュ値と時刻を合体させたデータであるタイムスタンプトークン(Time-stamp token)を作成、これをクライアントへ応答として返す一連のプロトコールのことである。

プロトコールとは、もともとは、国家間における(外交上の)儀礼、典礼、議定書などの意味で使われ、もしくは国家間の協定の意味でもあるが、ある意味、お作法ということで、このお作法を守らないと失礼になるということである。

このタイムスタンプという技術は、電子的な認証を行うためには極めて重要な技術であるので、ぜひ押さえておきたい。

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