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テレワーク(2)

テレワークの利点について。

(1) 仕事の場所が自由。自宅が勤務先になれば、通勤時間をゼロにもできる。自宅から以前の会社の勤務先までの通勤時間が1時間30分の人の場合、私も以前そうだが、自由に使える時間が、一日3時間創造される。なんと、一日24時間の8分の1に相当。また交通手段にかけるコストも減る。地球温暖化につながるCO2の発生も減少させられる。ドラエモンのドコデモドアを手に入れる必要もない。

(2) 仕事の時間が自由。場所と時間が両方とも自由となれば、好きな時間にランニング、散歩、読書、家族と過ごすなどもできる。この自由にはプライスレス、Pricelessな価値がある。

(3) ICTs (information and communication technologies)を使う。内容については前回の投稿を参照。ノートPCと充電器、スマホ、そしてイヤホンがあれば、いつでも、どこでも、仕事ができる。実際のところ、スクリーンを見て、音声と映像でコミュニケーションするウェブ会議のためには、静かな場所が必要にはなる。でも、実際に会うという必要は、ビジネス上は避けられないものであり、相手との信頼関係を構築するためには、少なくとも一度は直接会う必要がある。

(4) 雇用形態が自由。これは良い面と、かならずしも悪い面ではないが考えなければならない面が多くある。制度があってもなくても、それを悪用する人間はいるもので、それはテレワークをする仕事をする側、逆にテレワークによる仕事によって成果を受け取る企業側にも存在する。雇用を守る、もしくは労働環境を守るという点から、政府はなんらかの規制を設けるであろうし、テレワークの成果を得るべく企業側もさまざまなルールをテレワーカーに課すことになる。私の場合は、起業して会社を設立しているので、顧客となる企業と契約書を締結している。良い面としては、仕事をする時間を自由に設定するために、雇用もしくは就業形態を選べること。

いずれにしても、何事も長所・短所はあるものなので、テレワークをうまく活用することが大切。また、悪用しないことも大切。悪用すれば、それはいずれ多くの不自由な拘束条件がテレワーカー側、もしくはテレワーカーを活用しようとする企業側に課される結果につながる。

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