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スタートアップ資金調達

2020年2月7日付の日経産業新聞の記事によれば、2019年の後半、大型の資金を調達した日本のスタートアップ企業は、ソフトウェアに関連した事業を行っている企業が多いとのこと。

ソフトウェアを使って何をすることが多いかというと、事業会社の業務改善、自動化、AIを使った学習、スマホ向けのアプリ、プログラミング教育、などである。

テレビのCMやタクシーの車内広告でよく見かけるb-dashというマーケティングデータ解析ツール。堤真一とおぎやはぎが登場しているので、インパクトがあって、記憶に残るのだが、2019年後半に100億円を米ゴールドマン・サックスや投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)などから調達したとのこと。

専門的なデータアナリストを雇わなくとも、直感的に分かりやすいソフトウェアツールで、プログラミングやデータベースに関する専門知識がなくとも使えるという点が評価されているのだと思う。

従来、なかなか日本発のスタートアップは、米国のVCから資金調達が難しいというのが定説であったようだが、日本のスタートアップの中には、グローバルに分かりやすいビジネスモデル、そして米国人向けに分かりやすいプレゼンテーション・交渉能力をもつスタートアップが現れてきたということかと思う。

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